“スキンケア”や“メイク”は、女性に限らず男性からも身だしなみの一つとして受け入れられています。
なぜでしょう。。。
メイクをする男性はどのようなきっかけでメイクを始め、どのような悩みを抱えているのか。
メイクをするメリットや手間をかけてまでする理由を探っていきましょう。
清潔感・身だしなみ
一番多かった理由が清潔感・身だしなみでした。
近年、リモートワークやオンライン飲み会などで顔がアップになることが増えてきたこともあり、以前よりも意識する方が増えてきている傾向にあるようです。また、マッチングアプリなどで第一印象が良くなり女性から好印象を持たれることが増えたという方もいます。
やはり初対面において真っ先に見てしまうのは、異性でも同性でも顔ということが分かります。
そして、女性が男性の顔のどの部分を一番見るかというと。。。「肌」です。
「清潔感・身だしなみ」=「肌をきれいに見せたい」
大事な商談や大切な人と会う前など第一印象を整えるのに良いですね。
コンプレックスをカバー
10~20代の方は肌荒れやニキビ跡、毛穴を上手くカバーするためや男性特有の青髭の跡をカバーするのに始める方が多いようです。30代からは年齢には勝てない「しわ・くすみ・たるみ」などの肌の悩みが増えてくるのでそれらをカバーするために始める方が多いようです。
年代によって肌の悩みが違いますがメイクはそれぞれの悩みをしっかりカバーしてくれます。
そして、メイクをしている男性に年齢は関係ないということです。
メイクをして肌の血色をワントーン上げるとコンプレックスをカバーできるだけでなく、顔色もパッと明るく見えるため、第一印象が格段に良くなります。
「コンプレックスをカバー」=「自身が持てなかった部分をカバー」
自分に自信が持てるということは良いことですね。
ジェンダーレス文化の浸透
ジェンダーレス(英: genderless)とは、性差(男女の社会的な差)が取り払われていること、および、取り払おうとする考え方のこと。社会的・文化的な男女の区別がないさまを意味する語。
weblio辞書より引用
少し前まではメイクは女性がするものという考え方が一般的でした。しかし、近年は美意識を高くもつ、性よりも自分らしさを表現するといった男性が増えつつあります。
その背景として、韓国人アイドルブームの影響が大きいでしょう。
韓国人アイドルのイメージ・・・きれいな肌、鍛え上げられた肉体、優しい表情。
これらのイメージの他にもファッションやスタイルを日本人が真似るようになりました。
日本人女性の憧れが変われば日本人男性は変わります。
「韓国人男性の肌のキレイさ」=「美容男子」
クール・色白・肌がキレイな中世的な男性がモテますね。
SNS
一般人男性でもYouTubeやInstagram、Twitterなどでおすすめコスメを紹介したり、メイク動画をアップする方が増えてきました。そしてこのフィールドで「ゆうたろう」「MAD」「りゅうちぇる」のようなジェンダーレスタレントが活躍することによってメンズメイク文化が定着してきました。最近ではメンズコスメブランドも増え有名タレントをCMに起用したことにより、男性の美容意識がより上がってきています。
友人がやっているのを見たり、勧められたりするとやってみたくなる方もいるみたいです。
「SNS」=「最新トレンド」
恋人からのプレゼントで始めるかもいるみたいですね。
まとめ
まだまだ反対の声もあるメンズメイクですが女性の理想の男性像は確実に変わりつつあります。
「清潔感・身だしなみ」のためにメイクをして相手に不快感を与えないようにする。
「コンプレックスをカバー」して自分に自信を持たせ今までの自分とは違う自分を見せる。
10代・20代は自分をより良くするため
30代~は相手に不快感を与えないために
時代の変化で「ジェンダーレス文化」中世的な男性がカッコいい男性像の1つとして定着してきました。これを機に理想の自分に近づくための手段としてみては。
爆速する「SNS」の流れ。流行を意識するのも良いが、なりたい自分を見つけるために活用。
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