香水選びの基本③

目次

香水の知識・・・2つの意味のノート

これを覚えればかなりの香水通( *´艸`)

・香り立つ順番の構成を表すノート

・香りの系統を表すノート

香り立つ順番の構成を表すノート

香水は様々な香料から作られています。実はずっと一定に香るわけではありません。

蒸散性が高い軽い香りから、残香性が高い香りへと変化していきます。

香る順番は主に3段階(厳密には5段階)でそれぞれの段階で名前がついております。

1段階目 トップノート  香り持続目安時間 5~15分

鼻をツンと刺激するエタノールが消えたときに香る。香水の第一印象決める香り。シトラスやアロマティックを感じるハーバルノートで構成され一番ガツンと香るため、つけ始めは公共の場や人が多いところは避けたほうがよいでしょう。

2段階目 ミドルノート   香り持続目安時間  30分~3、4時間

香水の顔といっても過言ではない。フローラルやフルーツ、スパイス、ウッディなど華やかなノートで構成されることが多い。

3段階目 ラストノート   香り持続目安時間  3、4時間~半日

ベースとなる香り。香りとしては余韻のようだが中には劇的に変化する香りも。このノートで全体のバランスを絶妙に保つことができます。ウッディ、アニマル、バニラ、モッシーなどで構成されることが多い。

香水店での一幕。ムエット(香水を吹きかけて嗅ぐときの紙)に香水をつけて、その香りを気に入ってすぐ購入。。。

ダメとは言いませんがトップノートだけで判断するのはいかがなものでしょう??

確かに第一印象は大事です。ですが、その香水の本当の顔ではありません。できれば少し時間を置いたり、肌に乗せた時の香りの変化も見てから購入するのがよいでしょう。

香りの系統を表すノート

香水には様々な香調が存在します。上記で出てきたシトラス、フローラル、アニマル、ウッディなどなど。
調香師などが使う専門用語ですので、知っておくとちょっとした香水会話で盛り上がるかもしれませんね。

細かく分ければかなりの数になりますのでここでは代表的なノートをご紹介します。

系統特徴
フローラル花をテーマに作られた香り。場所、年齢、性別関係なく初心者でもつけやすい。
シトラスフレッシュな柑橘系の香り。香害が起きにくく初心者でもつけやすい。
フルーティ甘さや酸味のあるフルーツの香り。若年層向け。
マリン(オゾン)海や水やオゾンを感じさせる香り。ツンとした香りも特徴的。
ハーバルのどかな自然を感じられる爽やかなハーブ調の香り。
ウッディ森の中の木々を感じられる香り。重厚感や渋さを感じられるのが特徴。
スパイシー香辛料の香り。クセがあるので好き嫌いが分かれる。
グルマンお菓子のような甘い香り。レストランなどにもつけて行きやすい。
シプレドライで複雑に作られた香り。独特のクセがあるのでつけるときは控えめに。
フゼアメンズ香水に使われる。これも独特なクセがある。シプレ同様に中~上級者向け。
オリエンタル官能的でエキゾチックな甘く重厚で複雑な香り。つけこなすのが難。上級者向け。

これらが代表的なノートです。細かく分けるともっとありますがこのくらいで十分だと思います。

上から初心者でもつけやすい感じになっています。自分の好みやシーンに合わせて使いこなすことができればいいですね(≧▽≦)

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