歯の黄ばみの原因!もしかしたら歯磨き粉にあるかも??

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歯磨き粉の選択基準

歯磨き粉を購入する際に何を基準に選んでいますか? パッケージのデザイン? 価格? 口コミ?  売れ筋NO.1などといった宣伝POP?
特にこだわりがなくいつも何となくその時の気分や、家族が買ってきたものを使っているという方も多いのではないかと思います。 ドラッグストアなどでも数え切れないほどの歯磨き粉で溢れかえっているので、いざ商品を選ぼうとしたときに何を基準に選んだら良いか迷いますね。
歯科衛生士さん目線で こんな成分が配合されている歯磨き粉は極力使ってほしくないなという成分をご紹介していただきたいと思いますので、 成分をチェックして「良い歯磨き粉」を買いたいをという意識の高い方は 是非、お読みいただきたいです。

黄ばみの原因:チェックすべき歯磨き粉の成分って?

まず、歯磨き粉に含まれている成分として 発泡剤・清掃剤・湿潤剤・香味剤・保存剤などがあります。 この中で歯の黄ばみの原因にもなりかねないとする注意していただきたい成分が清掃剤です。 清掃剤 は研磨剤とも呼ばれており、歯の着色や表面の汚れを落とすための成分です。
お茶やコーヒーを毎日飲む、タバコを吸う、ホワイトニング後の効果を長く持続させたい方は研磨剤 入りの歯磨き粉を使用すると着色汚れを防ぐことができます。

モース硬度って何?

質の悪い研磨剤を使用してブラッシングすると歯の根っこ部分や象牙質が削れてしまうでは、使わないほうがいい、質の悪い研磨剤とはどのようなものでしょうか?
物質の硬さを測る単位に「モース硬度」というそれぞれの硬さが1〜10段階であらわされます。
普段聞きなれない・・・・いや、まったく聞いたことがないという方も多いのではないでしょうか?
歯のエナメル質は人間の体の中で1番硬い組織でモース硬度は6〜7です。 その下にある象牙質はエナメル質よりも少しやわらかくモース硬度5〜6です。
歯磨き粉に含まれている「無水ケイ酸」という研磨剤のモース硬度はなんと【 7 】 硬い研磨剤で歯 の表面を毎日こするとどうなるか…もう想像つきますよね?
歯の表面が傷つくと、その傷口に着色がつきやすく、ツヤを失い、くすんで見えてしまいます。
歯を綺麗にしようと思って使用している歯磨き粉が、なんと実は歯の表面を傷つけて黄ばみの原因になっているなんて悲しいですよね。   

柔らかくて質がいい研磨剤を!

でも大丈夫です!同じ研磨剤でも柔らかくて質がいい研磨剤を選べば良いのです!(^^)!
やわらかくて質の良い研磨剤をえらべば、 歯を傷つけずに汚れを落とすことが可能です。
歯を傷つけずに汚れを落とすことのできる研磨剤 それが「ヒドロキシアパタイト」というものです。ヒドロキシアパタイトは歯と同じ成分で硬さも歯表面のエナメル質と固さが似ているので、歯を傷つけにくいのが特徴です。
ヒドロキシアパタイトには黄ばみに原因になるタンパク質などに吸着して取り除く性質もあります。
つまり、研磨の力ではなく、汚れを吸着しながら取り除くので歯にとって、理想的な汚れのとり方が出来るんです。
他にもエナメル質の目に見えない傷を修復してくれたり、初期虫歯を再石灰化してくれます。                 

ヒドロキシアパタイト3つの力  
・黄ばみの原因になるたんぱく質などに吸着して取り除く
・エナメル質の目には見えない傷を修復・初期虫歯を再石灰化する

まとめ

研磨剤にも様々な種類があります。
質が悪い研磨剤はエナメル質を傷つけたり、歯の黄ばみの原因になるとお伝えしました。
このコラムを最後まで読んでいただいた方は「無水ケイ酸じゃなくてヒドロキシアパタイトという研磨剤が入っている歯磨き粉を選ぼう」と今日から歯磨き粉を選ぶ際の基準が変わってくださると嬉しいなと思います。
白く美しい歯の土台を作るためには、毎日のホームケアが欠かせません。
歯磨き粉は食べるものではないですが、毎日使うものなので成分にこだわって安心なものを使っていただきたいな〜と思います。
無水ケイ酸ではなくヒドロキシアパタイト研磨剤がはいっている歯磨き粉を選びましょう      

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