ワイルド＆素敵に女性をおもてなし
豪快でシンプルな男のキャンプ飯を作りたいけど、料理をする機会が少なくて失敗しないか心配…。
調理に失敗しないコツはいくつかありますが、共通して言えるのは、目を離さずきちんと見ておくことと、五感を働かせるということ。
自然の中で食べる料理が、シンプルなものでも普段より美味し感じられるのは、いつもと違う環境で五感が研ぎ澄まされているから。
普段の生活の中で料理をすることがないと、アウトドアで料理をするには栄光が・・・感じている人もいるかもしれません。
ですが、アウトドアで楽しむ料理は、ワイルドでダイナミックなもののほうが盛り上がったりします。
最近では料理をする男性も増え、調理道具にこだわる男性も少なくありません。
そこで今回は簡単にかつワイルドに！始められるスキレットとレシピをご紹介します。
スキレットって？
そもそもスキレットとは、鋳鉄（キャストアイアン）製のフライパンのことを指します。厚手のフライパンになっており、鋳鉄ならではの蓄熱性の高さとゆっくり熱が伝わる特性から、食材にムラなく火を通せるようになっているのが一番の特徴です。
スキレットでじっくり調理することによって素材の旨味をしっかりと閉じ込められるという点も魅力の1つ。食材がスキレット調理でさらに美味しくなりますし、スキレットに盛り付けたままテーブルに出せば蓄熱性の高さから、料理を長い時間熱々の状態で食べられるようになります。
鉄のフライパンでもいんじゃない？
「キャンプで使用するなら同じ鉄素材で作られたフライパンでもいいのではないか？」と思うかもしれません。
鉄フライパンは高温で加熱した鉄を叩いて成形されるため、薄くて軽く、キャンプで料理を作る際に重宝するアイテムです。 一方、スキレットは溶かした鉄を型に流し込む製法を用いるため、分厚く重さもあります。
重くなればキャンプへの持ち運びもしにくくなります。しかし、スキレットは分厚いことで得られる蓄熱性の高さが魅力的ですし、鉄フライパンとは異なり柄の部分も鉄でできているのでオーブン調理が可能です。 さらにIHで使用しても変形しにくいという特徴を持っています。
スキレットは焼きだけではなく、蒸しや燻製など様々な調理に対応できるアイテムでもあります。また、美味しくでき上がった料理をさらに映えさせるようなオシャレさも魅力となっているのです。
キャンプで大いに活躍するスキレットは、万能な調理アイテムと言えます
料理初心者男性でも大丈夫！キャンプ飯に挑戦
スキレットの使い方はフライパンと同じと考えてOK。 小さなサイズであれば一人分から、ちょっと大きなサイズなら3人～4人分の調理が可能です。 簡単にできるキャンプ飯レシピをご紹介しましょう。
のっけて温めるだけの簡単チーズフォンデュ！
材料
・カマンベールチーズ……1個
・ミニトマト……6個
・ブロッコリー……1/4
・ウインナー……3本
・バケット‥…お好みで
・水……適量（スキレットの2/3くらいの量）
・ブラックペッパー……少々（お好みで）
お好みの具材を一口サイズにしてスキレットに入れ、水を入れてボイルします。 フタがない場合はアルミホイルでフタをすると時短になりますよ。 火が通ったらボイルしていたお湯を捨て、少し焼き色を付けます。 焼き色が付いたらスキレットの真ん中にスペースを空け、アルミホイルで包んだカマンベールチーズを置きます。 カマンベールチーズは上部の白カビをカットしておきましょう。 カマンベールに火が通り柔らかくなったら完成！食材にチーズを絡めていただきます。
みんな大好きアヒージョ！
材料
・むきエビ……8匹
・マッシュルーム……6個
・オリーブオイル……100cc
・薄切りニンニク……1〜2片
・塩……小さじ1/3
・鷹の爪…1本
・バケット…お好みで
スキレットにオリーブオイルを100CCほど入れ、薄切りニンニクと鷹の爪ひとつを入れて炒めます。 香りが立ってきたらお好きな具材を入れて10分ほど煮込みます。 最後に塩で味を調えたら完成です。
チーズたっぷり！ハッセルバックポテト…ちっとだけ手間をかけておしゃれに！
材料
・ジャガイモ……2~3個
・ベーコン……お好み
・塩コショウorキャンプスパイス……少々1
・溶けるチーズ……好きなだけ
じゃがいもを良く洗い、割りばしなどを割って置いた上にじゃがいもを乗せ、皮をむかずに切れ目を入れます。 箸を2本下に敷くことで5㎜ほど隙間があくため、じゃがいもを最後まで切り落とすことなく切れ目が入れられるので、時短にもなりおすすめの切り方です。 じゃがいもの間にベーコンをはさみ、塩コショウしアルミホイルでふたをし火にかけます。じゃがいもが柔らかくなったら溶けるチーズを載せて完成。塩コショウの変わりにクレイジーソルトもおすすめです
少しおしゃれにリッチに仕上がります
キャンプ料理を通して、みんなで料理をする楽しみ・自分の意外な一面を知るのも良いのではないでしょうか。
更に料理に目覚め今年のキャンプはワイルド＆素敵に女性をおもてなしてはいかがでしょうか。
次回もお楽しみに！！
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