メンズメイクに必要な道具を揃えよう①

化粧下地は自分の肌に合ったものを選ぶのがポイントです。肌に合った化粧下地を選ぶことでメイクの仕上がりがワンランクアップします。３つのポイントに分けて解説していきます。

肌タイプに合わせて

人の肌タイプは大きく分けて４種類あります。

・乾燥肌
・オイリー肌
・混合肌
・敏感肌

肌タイプの特徴については別の記事で詳しく掲載しております。

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肌タイプに合った化粧下地を選ぶことが大切です。

テクスチャーで

化粧下地には大きく分けて２種類のテクスチャーがあります。

・リキッドタイプ・・・
さらっとしたテクスチャーで伸びや肌なじみが良く、厚塗り感が出にくいことやテカリを防止する効果があることが特徴。メイク初心者でも失敗しにくい。

・クリームタイプ・・・
どろっとしたテクスチャーで、保湿効果が高くしっとりとした仕上がりになることが特徴。油分が多めで乾燥が気になる方におすすめ。

このような特徴があります。一般的に男性は皮脂の分泌量が多くベタつきやテカリやすい肌なので、リキッドタイプの化粧下地が良いでしょう。

ファンデーションとは、「シミ」・「シワ」・「クマ」・「そばかす」などを隠し、肌をきれいに見せるために使う化粧品のことです。そんなファンデーションを男性の肌の特徴に合わせて作ったのが「メンズファンデーション」です。メンズファンデーションはテカリを抑えてニキビを隠してくれます。また、「皮脂の吸着力」・「色の傾向」・「隠せる肌悩みの種類」などが女性ファンデーションとの違いです。今は有名ブランドがどんどん販売してきているので是非チェックしてみてください。

それぞれ違うテクスチャー、特徴、メリットがあるので解説していきましょう。

リキッドタイプ・・・
水分が多いことが特徴
伸びが良く、顔全体にムラなく塗ることができる
保湿力が高く、乾燥対策にもなる

クリームタイプ・・・
トロっとしていて、カバー力が高いことが特徴
肌への密着力が高く、崩れにくい
肌悩みをきれいに隠すことができる

パウダータイプ・・・
付け心地が軽く肌への負担が少ないことが特徴
外出先でもサッと直すことができる
油分が少なくさらっとしている

クッションタイプ・・・
スポンジの中にあらかじめファンデーションが入っていることが特徴
手を汚さずに使うことができる
保湿力が高く、肌にやさしい
　
以上の4つの種類から、目的や肌タイプに合わせて自分に合ったものを見つけてみましょう。
また、「肌色で選ぶ」「シーンで選ぶ」「成分で選ぶ」こともポイントです。

コンシーラーとは「部分用ファンデーション」とも呼ばれ、顔全体ではなくピンポイントで肌悩みをカバーでき顔を明るく清潔感のある印象にしてくれることが特徴です。
そして、女性用と違うところは、
・髭を隠せる
・肌への密着力
男性特有の髭の剃り残しや青髭をうまく隠すことができる赤みのある色に調整されていたり、女性よりも約３倍分泌される皮脂のせいで時間が経つとヨレたり崩れたりしてしまうところをしっかりキープするために密着力が強いものが多いです。

より自然に肌悩みをカバーするために正しくコンシーラーを選ぶことが大切です。ここでは３つのポイントを解説していきます。

隠したい肌の悩みに合わせて

コンシーラーには４つのタイプがあります。それらを使い分けて効果的に肌悩みを解決していきましょう。

ニキビ・クマ・シミに悩む方・・・スティック・ペンシルタイプ
青髭・シワ・くすみに悩む方・・・リキッド・クリームタイプ

このように、「細かい部分的な箇所にはピンポイントで隠せるコンシーラー」「面積が広い広範囲の箇所にはなじみが良くムラなく伸ばせるコンシーラー」を悩みに合わせて選ぶと良いでしょう。

肌の色に合わせて

自然な仕上がりにするためにも自分の肌色に合わせて選ぶことも大切です。顔の一部が白く浮いたり、色が濃すぎたりすると不自然で清潔感のない印象を与えてしまうので注意が必要です。

一般的なコンシーラーのカラー展開は「明るめ」「自然」「暗め」といったように男性の標準肌の色味を基準に作られています。選ぶ基準として自分が標準肌より「明るめ」か「暗め」か「色白」か「色黒」で選ぶほかにも「イエローベース」や「ブルーベース」といった色の傾向の違いで選ぶのもポイントです。

配合されている成分で

直接肌に塗るものはできるだけ肌に良いものを使いたい。
ということで３つ目のポイントは「低刺激性」と「保湿成分配合」の２点。

低刺激性・・・肌へのダメージが少なく肌荒れや肌悩みのもとになりにくい
・無香料
・無着色
・パラベンフリー
・アルコールフリー
などの表記があるアイテム。

保湿成分配合・・・保湿成分を肌に与えることで乾燥を引き起こさないようにする
・セラミド
・ヒアルロン酸
・コラーゲン
などの成分が配合されているアイテム。

以上の３つのポイントを意識して自分にピッタリなコンシーラーを見つけましょう。

フェイスパウダーは肌を整えメイクの仕上げに使われます。
また、ファンデーションを塗った後のメイク崩れ防止にも役立ちます。

毛穴を目立ちにくくしたり、シミなどの色ムラをカバーし肌の状態をきれいに見せてくれます。
男性は皮脂が多い関係上テカリやすいので、パウダーの粒子が細かいフェイスパウダーは肌にしっかりフィットすることでテカリを抑えてくれます。

「ルース」と「プレスト」

上記のように「ルースパウダー」と「プレストパウダー」の２種類があります。

その他の特徴として・・・

「ルースパウダー」は肌に馴染みやすくムラになりにくいため誰でも簡単に使うことができます。粉状なので持ち運びにはやや不便で、ブラシやパフにしっかりなじませて使う必要があるので、朝のしっかりメイクに使うのが理想です。

「プレストパウダー」は肌への密着度が高くカバー力に優れていてサラサラとした仕上がりで皮脂浮きを防いでくれます。パフでサッと塗ることができるのでメイク直しには最適です。

皮脂を吸収しテカリを抑える効果をもったものや保湿成分を含み乾燥を防いでくれるものもあります。
肌質、肌悩みで選ぶことも大事です。

化粧をしていることをばれたくない方は色のついていないものがおすすめです。
ぱっと見は白いですが馴染むと透明になります。化粧っぽさを無くし、テカリ対策も行えます。

見た目をしっかり整えたい方は色付きのもがおすすめです。
カラーが豊富にあるので現品を見たりテスターで自分の肌と近いか確認しましょう。肌色からワントーン明るめのパウダーを使えば肌悩みをカバーしつつ、明るさでポジティブな感じを演出できます。

メンズBBクリームは、青ヒゲやニキビ跡などの肌荒れのカバーを目的とするクリームで、美容液・保湿・ベースメイク・ファンデーション・日焼け止めの機能を備えた、オールインワン化粧品です。
スキンケア要素に力を入れている女性用BBクリームと比べて、男性向けBBクリームは男性の肌の色に合わせて女性用より色が濃くつくられています。
さらに青ヒゲやクマ、シミやニキビ跡のカバー、日焼け止め機能を重視したものが多いです。
また、皮脂吸着パウダーを配合し、崩れやテカりを防いでいるのも特徴です。

メンズBBクリームの色を選ぶときは、顔が白浮きしないように首の色に合わせて選ぶのがポイントです。
また、テスターで試せない場合は、1本目はやや暗めのものを選ぶことをおすすめします。女性向けBBクリームよりも暗めの色につくられていますが、それでも暗すぎる、明るすぎるということは起こります。

年齢を重ねるにつれシミやシワは増えてきます。その原因として紫外線があげられます。
紫外線対策は肌にとって最も重要と言っても過言ではありません。
BBクリームに日焼け止め機能があれば、日焼け止めを重ね塗りする必要もなくなり、シミやシワの予防ケアにもつながります。というわけで、日焼け止め機能のあるBBクリームを選ぶことをおすすめします。

朝しっかり剃ったのに夕方にはもう。。。なんて「青髭」に悩んでいる男性は結構いると思います。
そんな青髭も、BBクリームなら自然にカバーしてくれます。
青色を打ち消してくれるのは、補色であるオレンジ系のクリームです。パッケージに、「青髭を隠す」と書いてあるものを選ぶとよいでしょう。

肌がテカリがちなオイリー肌の人には、皮脂吸着成分を含むメンズBBクリームがおすすめです。
乾燥肌の人は、保湿成分が配合されているメンズBBクリームがおすすめです。